MySQL データベースのドキュメント

世界でもっとも人気のあるオープンソース・データベースであるMySQLのドキュメントです。HPが公開している手順書など。

HP オープンソース技術情報


≫ MySQL Server 5.0 概要 (PDF)
   MySQL データベースの概要を紹介してます。
≫ MySQL 5.0 日本語設定ガイド (PDF)
   MySQLで日本語を処理するときの設定方法や注意事項をまとめています。
  MySQL Enterprise Server 5.0 インストール手順書
 MySQL社は、MySQL データベースを、rpm形式やtar.gz形式などで配布しています。
 その配布形式と対応OSに合わせたインストール手順書です。

≫ HP-UX 11iv2 (deport, tar.gz版) (PDF)
≫ Red Hat Enterprise Linux 3 (rpm版) (PDF)
≫ Red Hat Enterprise Linux 3 (tar.gz版) (PDF)
≫ Red Hat Enterprise Linux 4 (rpm版) (PDF)
≫ Red Hat Enterprise Linux 4 (tar.gz版) (PDF)
≫ SUSE Linux Enterprise Server 10(rpm版) (PDF)
≫ SUSE Linux Enterprise Server 10(tar.gz版) (PDF)

≫ MySQL Server 5.0 設定手順書 Red Hat Enterprise Linux 4 (PDF)
≫ MySQL Server 5.0 設定手順書 HP-UX11i v2 (PDF)
≫ MySQL Server 5.0 管理監視ガイド (PDF)
≫ MySQL Server 5.0 バックアップガイド (PDF)
MySQLのバックとリカバリーの方法について説明しています。
≫ HP Servicegaurd for UX を使用したMySQLデータベースのクラスタ構築手順書(HP-UX) (PDF)
データベースサーバ構築に必須のクラスタ構築についての手順書です。
 ドキュメント中で説明しているパッチファイルとusleepツールは以下からダウンロードして下さい。

≫ パッチファイル、usleepツール

≫ LifeKeeperを使用したMySQLデータベースのクラスタ構築手順書(Red Hat EL 4) (PDF)
≫ MySQL Server 5.0サイジング情報 Red Hat Enterprise Linux 4 (PDF)
≫ MySQL Enterprise Monitor Release 1.2.0 インストール手順書 (PDF)
MySQL Enterpriseを購入すると、利用出来るようになるMySQL Serverの管理ツールです。
複数のMySQL Serverの監視のみならず、運用上のアドバイスも提示します。
≫ MySQL Server 5.0 InnoDBデータベース 大量データ投入方法 (PDF)
InnoDBに大量データを投入する方法を説明しています。


posted by さわひで at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

米Sun Microsystems、MySQLを10億ドルで買収

MySQL が新しいストレージエンジンを開発したというニュースが上がっていた。

MySQL、新ストレージエンジンMaria投入 - InnoDBは?

CTO at MySQL, Founder and original developer of MySQL, Michael Widenius氏は27日(米国時間)、自身のブログにおいてMySQLの新しいデータベースエンジンMariaを公表した。MariaはGuilhem氏、Sanja氏、Sergei氏、Widenius氏によって2年間にわたって取り組まれた新しいストレージエンジン。ただしフルタイムで開発が実施されたのは直前の4ヵ月間だとされている。


Oracle が InnoDB の開発元である Innobase を買収したのは2005年10月のことだ。Maria の開発が、2年間にわたって取り組まれたということは、InnoDB をあきらめると同時に、新しいストレージエンジンの開発に取り掛かったのだろう。

根幹となるストレージエンジンを奪われても、新しいエンジンを開発したプロジェクトチームの不屈の精神はすばらしい。


その後2006年2月に、Oracle は MySQL の買収に失敗するが、相当なプレッシャーがあったに違いない。


それから、Oracle の矛先は他に向いていたようである。


先日、以下のニュースがほぼ同日に発表された。

速報 - Oracle、85億ドルでBEA Systemsを買収へ

米Sun Microsystems、MySQLを10億ドルで買収へ

Oracle は BEA Systemsを買収し、Oracle があきらめた MySQL は Sun の手に渡ることになった。

今後もすばらしいソフトウェアを開発し続けてくれることを祈っている。



■ Maria 続報

MySQL Maria、検索速度を極限まで向上させる機能だけ秘匿

posted by さわひで at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

【MySQL】InnoDB に代わるストレージエンジンの候補に「solidDB」が急浮上

Oracle による InnoDB 買収は既報だが、MySQL は Oracle に買収された InnoDB を利用し続けるのか、それとも InnoDB に代わるストレージエンジンを一から開発するか、選択に迫られている。

続きを読む
posted by さわひで at 01:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

【PostgreSQL】テーブルをパーティショニングするCE(Constraint Exclusion)

CE(Constraint Exclusion)とは、継承を使ってテーブルをパーティショニングし、性能を向上させる技術で、オラクルのパーティショニングに相当する機能である。

この機能は、日々の販売データなど、時系列のデータが格納されている巨大なテーブルで威力を発揮する。

例えば、5年分のデータが蓄積されているテーブルに対して、2006年3月のデータを検索し集計したいといったときに、テーブル全体を走査せずに最適なクエリープランを生成してくれるので効率的である。

テーブルをパーティショニングするCE(Constraint Exclusion)機能は、PostgreSQL 8.1から実装されているが、8.2では,CEがUPDATEとDELETEにも対応するようになる。

【PostgreSQLウォッチ】第25回 開発が進むPostgreSQL 8.2,注目の新機能

posted by さわひで at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

【MySQL】バックアップとリストアのポイント

ゼンド・ジャパンの佐藤栄一さんが書いたITproの記事が、よくまとまっていたのでここにメモしておく。

【MySQLウォッチ】第23回 押さえておきたいバックアップとリストアのポイント(1)

【MySQLウォッチ】第23回 押さえておきたいバックアップとリストアのポイント(2)

私はInnoDBをよく使うのだが、サービスを停止可能できるのであれば、停止してファイル丸ごとバックアップか、そうでなければ mysqldump コマンドでダンプファイル出力をすることが多い。

データの損失を最少に抑えたいなら、バイナリーログも併用するといいだろう。


mysqldump の --flush-logs オプションや --delete-master-logs オプションについては、MySQL Mailing List の以下のスレッドが参考になるだろう。

[mysql 12751] MySQL のバックアップ・復元について
[mysql 12752] Re: MySQL のバックアップ・復元について
[mysql 12761] Re: MySQL のバックアップ・復元について
[mysql 12763] Re: MySQL のバックアップ・復元について
posted by さわひで at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | データベース

米Oracle、無償版の10g Express Edition 正式リリース

米Oracle が無償版の Oracle Database 10g Express Edition を正式リリースした。

Linux(Debian、Mandriva Linux 2006 Power Pack+、NovellのSUSE Linux Enterprise Server 9およびSUSE Linux 10、Red Hat Enterprise Linux 4、Fedora、Ubuntuを含む)と 32ビットのWindows に対応。

OTN のサイトからダウンロードできる。
Oracle Database 10g Express Edition Downloads


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posted by さわひで at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | データベース

オラクルがMySQL買収に失敗!

オラクルがMySQL買収に失敗したようだ。

オラクル、オープンソースのMySQL買収に失敗

MySQLの最高経営責任者(CEO)、Marten Mickosは、当地で開催中のOpen Source Business Conferenceでインタビューに答え、買収の試みがあったことを正式に認めた。だが、交渉の時期や、Oracleの提示額など、その詳細については明かさなかった。

 しかし、同氏は、Oracleの提示を断った理由を、自身の会社が持つ独立性を維持したいためだと明言した。「大きな会社の一部になる可能性はある。しかし、それは、MySQLという会社だ」とMickosは語る。


MySQL AB は買収を断るとともに、1,850万ドルの増資を実施、
米Intel、独SAP、住友商事などが出資した。

昨年10月にMySQLが採用しているストレージエンジンの一つである InnoDB の開発元 Innobase社がオラクルにより買収されたことは記憶に新しいが、さらに BerkeleyDB の開発会社である SleepyCat も、先日、オラクルにより買収されている。

あとは MySQL 本体だけという状況にあったが、交渉は成立しなかったようだ。

しかし、オラクルはデータベースだけでなく、JBoss や Zend の買収交渉に当たっているという。当分、オラクルの買収戦略から目が離せない。

一方、MySQLサイドでは、Firebird の前身 InterBase の生みの親である Jim Starkey 氏が、MySQL AB で働くことになるなど、MySQL のヤル気がうかがえる。

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Firebird News » Jim Starkey joined MySQL AB

住友電工がPostgreSQLを社内システムの標準DBMSに採用
posted by さわひで at 17:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

MySQL AB が 100%出資の日本法人「MySQL株式会社 」を設立。

MySQLの開発元が日本法人を設立──「機能追加や改善要望に迅速に対応していく」と代表取締役が語る


これまでは「MySQL 日本語問題吐き出し緊急オフ会」なるアンオフィシャルな会合があって、怪しい日本語対応に対してモノを申す動きがあったようだが、日本法人の設立により日本語圏におけるビジネス重視の姿勢があきらかになり迅速な対応に期待できる

MySQL AB :: 世界でもっとも普及している、オープン ソース データベース

「ぜひ、ホワイト ペーパーをお読みください。Datasheet を読みなさい」という自動翻訳も笑えるので、今後に期待したい。


【NET&COM2006速報】「新MySQLは新機能充実でも旧版とほぼ同等の性能」,NTTデータの性能検証で明らかに


MySQLの最新版としてV5.0.16、旧版としてV4.1.15 の処理性能を計測しているが、
機能向上による性能低下はないとしている。

同一環境下におけるMySQLとPostgreSQL(バージョンは8.1.1)の比較結果も示した。このテストでは,PostgreSQLはMySQLと比べて2倍の処理時間がかかった。それでも「以前よりもその差は大きく縮まった」


PostgreSQL と比較しても、本テストにおいては性能の優位性があったという。

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posted by さわひで at 17:26 | Comment(2) | TrackBack(2) | データベース

【どっちのデータベースショー】PostgreSQL と MySQL

日本でオープンソースのデータベースといえば、PostgreSQL と MySQL で二分されるといっていいだろう。

数年前は PostgreSQL が優勢であったが、それは MySQL がまだ成熟していない頃の話だ。
今の MySQL はトリガ、ビュー、サブクエリも実装され、PostgreSQL と比較しても遜色ない機能を持つ。

しかし現場では、どちらを使うかで悩むケースは少ないだろう。

開発者としては普段から使い慣れている方を選ぶし、レンタルサーバであればインストールされている方を選ばざるを得ない。リスクを避けるためにもノウハウがある方を選ぶのが自然である。

MySQL にはOracle による InnoDB の買収といった不安要因があるが、MySQL、オルタナティブ提供でOracleによるInnobase買収に対抗する話もあるのでこの問題はしばらく見守っているしかない。

一方、おもしろい動きがあるので紹介しよう。

PostgreSQLをMySQL互換にする

海外では PostgreSQL よりも MySQL がメジャーである。それはPostgreSQLをサポートするオープンソース・プロジェクトは、MySQLをサポートしているものより遥かに少ないことからわかる。

この現実に業を煮やし、PostgreSQLの開発者Kings-Lynneが、PostgreSQL・MySQL互換プロジェクトに取り組んでいる。

MediaWiki、Drupal、SugarCRM、Bugzilla、Joomla!などのオープンソース・アプリケーションをPostgreSQLで動かすために、MySQLの関数100種と集計機能2種がMySQL互換関数として用意される予定である。

これは大変興味深い。というのは筆者が携わっているオープンソースアプリケーションは、両データベースをネイティブにサポートしているためだ。

共通のSQLが使えるのは全体の2割程度で、大半はそれぞれのデータベースの文法で書き換えなければならない。さらにテスト工数は単純に2倍になり開発コストを跳ね上げる。

MySQL互換関数によって一つのコードに統一することができれば、開発コストが削減でき大歓迎なのである。


■関連記事

【PostgreSQLウォッチ】第23回 本当に速いPostgreSQL 8.1

PostgreSQL8.1.1アップグレード - [データベース]All About
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posted by さわひで at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(2) | データベース

無償の Oracle データベースが登場!

10月末に Oracle は「Oracle Database 10g Express Edition(以下 Oracle Database XE)」のβ版をリリースした。

これまで開発目的に限れば、Oracle Technorogy Network からダウンロード利用も可能であった Oracle Database だが、本番稼動で利用できる無償データベースはこれが初めてであろう。(ベータ版では、まだ再配布や商用利用は認められていない。)

Oracle は高性能、高機能、そして高価格なデータベースのブランドイメージが強かったが、
ついにというかいよいよ無償版のリリースによりローエンド市場に殴りこむ。

Oracle が MySQL のストレージエンジンである InnoDB を買収したことも記憶に新しいが、それはオープンソースのデータベース PostgreSQL や MySQL が Oracle にとって脅威になりつつあることの表れだろう。

またオープンソース陣営のほかにも Microsoft SQL Server 2005 Express Edition を意識していることも、Oracle Database XE の制限が、データベースのサイズが最大 4GB まで、単一の CPU と 1GB までの RAM であることからも伺える。

なお、Oracle Database XE の使い勝手については、qnote 鶴田さんの記事
【コラム】Yet Another 仕事のツール 第86回 無料のOracle Database XEを試す (MYCOM PC WEB)
こちらを参照して欲しい。


■関連記事
米Oracle,「Oracle Database 10g」の無償版をベータ公開

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オラクル(ORACLE)製品の割引購入


posted by さわひで at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(2) | データベース

PostgreSQL 8.1 リリース!

11月5日にPostgreSQLの新版 8.1 がリリースされた。

ダウンロードは
PostgreSQL: Downloads

8.1で何が変わったかは、
PostgreSQL: What's New in 8.1
(すみません英語で)

日本語で読みたい方のために、IT Pro の連載記事をお勧めする。

日本におけるPostgreSQLの第一人者
石井達夫氏が書いている記事である。

私がなにかを書くまでもない。
ここでは記事の見出しだけでも書き出しておこう。

【PostgreSQLウォッチ】第20回 PostgreSQL 8.1ベータ・テスト開始,新機能ロールと共有行ロック

(1) 二相コミットの実装
(2) ビットマップスキャンの実装
(3) バッファキャッシュのロック競合の改善
(4) ユーザー/グループに代り,ロールが実装された
(5) 共有行ロックが実装された

【PostgreSQLウォッチ】第21回 ベータ・テストもいよいよ佳境,PostgreSQL 8.1の便利な新機能

(1)集約関数の高速化
(2)トランザクションログ関係の改善
(3)新しい関数
・データベース管理関係の関数
・データベースのサイズを問い合わせる関数
・PostgreSQLの管理ファイルへのアクセス
(4)PL/pgSQLの改良

【PostgreSQLウォッチ】第22回 PostgreSQL 8.1,前バージョンから10カ月で早くも正式リリース!

(1)PostgreSQL 8.1での改良点
(2)CE(Constraint Exclusion)の実力を測定する
(3)今月のSQL Tips その1: CE用のテーブル,RULEの自動生成
(4)今月のSQL Tips その2: 「逆順」インデックスを使ってソートを排除

Oracle に似てきたという意見もあるが、Enterprise を目指せば強化される方向が
同じになってくるのは当然だろう。

Oracle 社の最近の動きを見ていると、PostgreSQL や MySQL が実際のビジネス上で
競合しはじめていることがうかがえる。


■PostgreSQL 関連記事

Linuxの障害解析手順書やツールなどをIPAが公開,「PostgreSQL 8.1は8.0より1.5倍速い」との結果も

米Sun,Solaris 10でオープンソース・データベース「PostgreSQL」をサポート

PostgreSQL 8.1はとにかく速い - 2フェーズコミットなども採用

■PostgreSQL 関連サイト

PostgreSQL > 情報源
posted by さわひで at 20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

Oracle による InnoDB 買収は MySQL の邪魔をするため?

先日、OracleによるオープンソースDBエンジン「InnoDB」の買収が報道された。
この報道により、MySQL ユーザーが先行きに不安を感じたのは確かで、
まさにFUD マーケティング(※)としては一定の成果を得たといえよう。

一方、MySQLがサポートする複数のストレージエンジンの一つにBerkeleyDBがある。

その BerkeleyDB の開発会社である SleepyCat のCEO Michael Olson がOpen Source Business Conferenceでインタビューに応えている。

SleepyCat CEO: Oracle deal an attempt to disrupt MySQL

その記事を Zen Kishimoto さんが訳している。

[mysql 12361] SleepyCat の CEO: Oracle による買収は MySQL の邪魔をするためと発言

Olsonはまた現在 InnoDBを使用しているMySQLのカスタマは
現在何も心配する必要はないと語っています。

MySQLユーザーとしては、この一言を信じたいところである。

■関連記事

米OracleがオープンソースDBエンジン「InnoDB」を買収。

■注釈
※FUDとは不安(Fear)、不確実(Uncertainty)、不信(Doubt)のことで、不安を煽って競合相手の製品を使うのを思いとどまらせる手法がFUDマーケティングである。
posted by さわひで at 14:31 | Comment(0) | TrackBack(2) | データベース

MySQL 文字コードの自動変換を回避するオプション

[mysql 12306]文字コードの自動変換を回避するオプション
によると、MySQL 4.1.15 と 5.0.13 から、クライアントのキャラクターセットが
サーバー側のキャラクターセットに合わせて自動的に設定され、
自動変換が発生しない"--skip-character-set-client-handshake"オプションが
導入されたようだ。

MySQL Bugs: #9948: changed client-charset behavior in 4.1.x libmysql, which issue BC prob

MySQL 4.1 で文字化けに悩まされていた方はお試しあれ。

posted by さわひで at 13:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

新しいMySQL、パラメータに注意が必要か?

Drk7jpさんのところでベンチマークを出している。

ベンチマーク対決! MySQL 4.1.15 vs 5.0.15 どっちが速い?

その結果だが、5.0.15 InnoDB は 4.1.15 InnoDB に比べて
1割程度の性能しか出ないというものだ。

[mysql 12312] Re: MySQL 4.1.15 vs 5.0.15 どっちが速い?

によると innodb_thread_concurrency デフォルト値が違う可能性もある。

さすがに1割程度の性能しかでないような改悪は考えにくいので、
何らかの条件であるべき性能は出るものと思われます。

さらなる追試の結果を待つことにしよう。

posted by さわひで at 13:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

MySQL 5.0 が正式版(General Availabe)になりました

リリース 5.0.15 をもって、正式版になりました。

MySQL AB :: MySQL 5.0 Downloads

身近な変更点は、ストアドプロシージャとSQL 関数、トリガー、ビュー、カーソルが使えるようになったことです。

【MySQLウォッチ】第16回 MySQL 5.0ベータ版リリース,新機能トリガーとビューを試す

中でもビューは結構使うと思いますね。

ただMySQL使いにとって、トランザクションが使えるデータベースエンジンが、これからどうなるのかが不安の種です。

米OracleがオープンソースDBエンジン「InnoDB」を買収。

今度は BerkeleyDB の Sleepycat 社が買収されはしないかと心配です。



■ニュース記事

[mysql 12274] 5.0製品版リリース

ストアド・プロシジャなどを備えたオープンソースDB「MySQL 5.0」正式公開

「MySQL 5.0」の正式版が登場--機能充実で法人顧客の取り込み狙う

2年半ぶりの新版MySQL 5.0,新機能や移行ツールでOracleやMS SQL Serverの領域に踏み込む


posted by さわひで at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(1) | データベース

米OracleがオープンソースDBエンジン「InnoDB」を買収。

InnoDB といえば MySQL のデータベースエンジンの一つですが、米Oracleは10月7日、InnoDB の開発元であるフィンランドのオープンソースソフト企業Innobase OYの買収を発表しました。

筆者が MySQL を使うときにデータベースエンジンは、トランザクションが有効な InnoDB を選びます。通常、検索速度重視なら MyISAM、トランザクションが必要なら InnoDB を選びますね。

MySQL にとって重要なデータベースエンジンである InnoDB が、なくなってしまうことは考えにくいですが、Innobase 社がOracle社の傘下になったことで、Oracle データベースの市場を侵食しないよう開発方針を支配される可能性はあります。

InnoDBとMySQLの契約は来年に更新時期を迎えますが、契約を延長する方向で話を進めるようです。

MySQLは「歓迎」のコメントを残しています。ただし、MySQL が来年契約延長するかどうかは条件次第ではないかと思います。

InnoDB の他にどんなストレージ・エンジンがあるかは、IT Pro の記事を読むといいでしょう。
【MySQLウォッチ】第20回 MySQL 5.0で一挙に増加,様々な特徴を持つストレージ・エンジン

■参考記事

Oracle決算、データベースが伸び悩み
Oracle、オープンソースソフト企業のInnobase買収
米OracleがオープンソースDBエンジン「InnoDB」を買収,MySQLは「歓迎」

posted by さわひで at 03:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | データベース

正常進化した Oracle Data Guard

「Oracle Database 10g Release 2」がリリースされました。

数々の新機能の中で着目したのが Oracle Data Guard です。

Oracle Data Guard とはプライマリサイトとスタンバイサイトを用意し、
REDOデータをスタンバイサイト側に転送することで同期を取り、
プライマリサイトに障害が発生した時に、スタンバイサイトにフェイルオーバーする機能です。

その Oracle Data Guard が 10g Release 2 では、障害時の自動フェイルオーバーと障害の起きたシステムの自動リカバリがサポートされるようになりました。

可用性を向上させる機能でありながら、障害を検知し切り替える手段は手動しかなかったので、
24時間稼動を求められるシステムにおいては今一歩の機能でした。

プライマリ・スタンバイ以外の別のコンピュータのオブザーバープロセスが稼動を監視し、
障害を検知するとファスト・スタート・フェイルオーバーを開始するというものです。

またフェイルオーバーした後の、スタンバイサイトの再構築も結構面倒な作業だったのですが、
古いプライマリ・データベースをスタンバイ・データベースとして自動的に回復する機能も備わっています。

いずれも Oracle Data Guard を使ったことがある人はわかると思いますが、
10g Release 2 で実施された改良は待ち望まれた機能と言えるでしょう。
posted by さわひで at 02:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

MySQL 5.0 ではSSLによる暗号化通信が容易に。

データベース内には個人情報が格納されることが多いと思いますが、
サーバとクライアント間の通信は暗号化されていますか?

MySQLでは暗号化接続に対応しています。

ネットワークの盗聴による情報漏えいを防ぐためにも、
SSLによる暗号化接続を使ってみては。

【MySQLウォッチ】第19回 MySQL 5.0で容易になったSSLによる暗号化通信


posted by さわひで at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

PostgreSQL 8.1 では autovacuum が実装されます!

【PostgreSQLウォッチ】第19回 ベータ・リリースを間近に控えたPostgreSQL 8.1

PostgreSQL 8.1 では autovacuum が実装されます。

このautovacuum機能を使うと、
VACUUMの適切な実行間隔や実行頻度を実行統計情報を参照し、
最適なタイミングでVACUUMを自動実行するようになります。

ただし、autovacuumを起動する設定と
autovacuum = true # enable autovacuum subprocess?
行統計情報の収集機能を有効にするのを
stats_row_level = on
忘れずにとのことです。

それから「テーブル・パーティショニング」も
大規模データベースのパフォーマンスアップに非常に有効なので、
8.1のリリースが待ち望まれます。

posted by さわひで at 22:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

意外と簡単。MySQLのレプリケーション。

意外と簡単なんですよね。MySQLのレプリケーションって。

【MySQLウォッチ】第7回 大規模システムを支えるMySQLのレプリケーション機能

マスター、スレーブの構成による、一方向のレプリケーションです。

スレーブ側は参照専用データベースとして使うことができます。

スレーブ側に対して誤って更新をかけてしまうと、
レプリケーションの動作が止まってしまいます。

そんなときは、このコラムを読むといいでしょう。
【MySQLウォッチ】第18回 レプリケーションのトラブル脱出


また、通常はスレーブ側をバックアップと位置付けておき、マスターに障害が発生した時に、
スレーブをマスターに変更することもできます。


posted by さわひで at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース