Gmailのアドレス宛に送信されるメールの中でスパムが占める割合は、2006年までは増加し続けていたものの、2007年に入って横ばいになり、ここ数カ月は減少に転じているという。また、スパムが誤ってIndoxに振り分けられるケースは、全スパムの1%未満で推移しているとしている。エントリでは「よい知らせは、スパマーはついに(スパムフィルタリング機能に)落胆し始めたらしいということだ」と綴られている。
すべてのEメールで見てスパムが減っているという話はきかないので、スパマーが
Gmailのアドレス宛に送信するのをやめているということなのでしょうか。だとすれば、Google の技術がスパマーに勝利したということになります。戦意を喪失させたということですから。
スパムメールがInboxに入らなければ、スパマーは目的を達成できません。スパムメールの配送コストが極めて低いとしても、人の目に触れる確率が低いものに送り続けるのは非効率ですからね。
ただ、Gmail のスパム除去が高性能だからといって、すべてのメールをGmailにするわけにもいかないので、スパムのターゲットが他に変わるだけでしょう。Google の努力がスパムメールの撲滅につながらない点は残念ではあります。