携帯電話のフルブラウザには2種類ある。
一つは組み込み型、もう一つはJavaアプリ型である。
■組み込み型
ACCESSのNetFrontやノルウェーOpera SoftwareのOperaなどがある。
OperaのBREW版はauの携帯電話機W21CAに組み込まれている。
●フルブラウザ搭載機種
ウィルコム(旧DDIポケット)のPHS端末 AH-K3001V(Opera)
au(KDDI)のW21CA、W21CAII、W31CA、W31T。「PCサイトビューアー」(Opera)
ボーダフォンは Vodafone 702NK(OperaやNetFrontをインストールして使用)。
NTTドコモは FOMA M1000、N901iS(ACCESSのNetFront)。
組み込み型はバージョンアップできないのが難点。
■Javaアプリ型
携帯電話にダウンロードして使う。
jig.jpのjigブラウザやプログラマーズファクトリのScopeなどがある。
ダウンロードして使用するのでバージョンアップが可能。
Scopeは広告表示が条件で無料で使える。
jigブラウザの場合は月額利用料1050円(年間なら6000円)
プログラマーズファクトリ - Scope
フルブラウザでPC用サイトを閲覧:jig(ジグ)ブラウザ
■パケット課金
NTTドコモ
パケット定額制の料金プランを契約しているユーザーでも、フルブラウザでやりとりしたパケットに対しては別に計算され、従量課金が適用される。
au
EZwebとEメールだけなら上限額は4200円(税込4,410円)なのに対して,フルブラウザのパケット代を含めると上限額は5700円(税込5,985円)になる。
Javaアプリ型のブラウザを使えば、標準ブラウザのパケットとして取り扱われるので、こうしたパケット課金の違いをクリアできる。