日立製作所は社員が業務で利用するパソコン約30万台を全廃し、情報漏えい防止型のネットワーク端末つまりシンクライアントに切り替えるという、今年の正月に報道されたニュースが記憶に新しいところです。
●日立、社内業務でパソコン利用全廃・専用端末で情報漏えい防止
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050103AT1D2904C02012005.html
事の真偽は定かではありませんが、このニュースには裏話があって以下のブログによると、
●HM(元大関ClarynoGran)の趣味部屋:日立のシンクライアント
http://blog.goo.ne.jp/clarynogran/e/b20474f35758bf49f56c31c8712469d4
サーバー側が3つぐらいプランがあって
1)現在使っているデスクトップPCにリモートアクセス
2)ブレードサーバー1台にシンクライアント1台を接続
3)ブレードサーバー1台にシンクライアント数台を接続
・・・ツッコミ所満載なのですよね(苦笑
普通のPCとコストの変わらないシンクライアント、
電波の届かない所ではプレゼンすらできない、
サーバープラン(1)に意味は無く、
プラン(2)だと1台あたりのコストは70万円を超え(涙)
プラン(3)は今だまともに運用できないんだと!(血涙)
シンクライアントで総入れ替えの実現には、遠い道のりのようです。
上記の内容は1月時点での話で、
さすがに多少は改善されていると思いますヨ。
まぁ もともと社内用のシステムなんで、
外部販売するには少々不安なのは確かですけど。
シンクライアントでは無いですが、
WindowsクライアントやWindowsCE端末をクライアントにして、
メタフレーム(http://e-words.jp/w/E383A1E382BFE38395E383ACE383BCE383A0.html)で
同じような事をしている企業は何件もあります。
実際、私もドコモPHS網を使ってメタフレームを使ってました。
まぁ決して使いやすい、とは言いにくいのですが、
こちらの方が長い実績もありますので、オススメできますよ〜。
個人情報保護法の施行もあって、シンクライアントやブータブルCDでOS起動とかが、よく話題にのぼっていますね。
また何か新しい情報があれば教えてください。