Apple - Boot Camp
予想はされていたものの、アップルコンピュータからのリリースは意外と早かった。
インテル製CPUを搭載したMacintoshは、液晶一体型デスクトップの「iMac」、高性能ノートの「MacBook Pro」、小型デスクトップの「Mac mini」の3モデルがある。
Windows XP をインストールするには、HDDに10GB以上の空き領域、1枚の記録型CDもしくはDVD、Windows XP SP2のフルインストールディスクが必要になる。
・Windows用パーティションをNTFSでフォーマットすると、Mac OSからWindows側のファイルを読むことはできるが、書くことはできない。
・FAT32でフォーマットすれば、Mac OSからファイルを読み書き可能。
・WindowsからMac OS側のファイルは読み書きできない。
・iSightカメラ”や“Apple USBモデム”などの一部機器は、現在Windowsで動作しない。
「Boot Camp」は、次期Mac OS「Mac OS X v10.5」から標準搭載となる模様だ。
2005年世界パソコン出荷台数シェア(米IDC調べ)によれば、アップルコンピュータのシェアは2.3%。Windows ユーザーをどれほど獲得できるかがシェア奪還の鍵を握る。
Intelチップ搭載といい、今回の「Boot Camp」の提供といい、アップルコンピュータはハードウェアメーカーであることを再認識させられた。
アップルコンピュータの「Macintosh」ブランドは、PC/AT互換機と違って価格競争になりにくい分、収益性は高いだろう。
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