「Windows XP on an Intel Mac」プロジェクトによるコンテストで、Intel MacでWindows XPブートに成功したようだ。賞金は $13,854。
仮想ソフトを使うことなく、Windows XPとMac OS Xのどちらからもブート可能にすることが条件であった。
1月に「インテルはいっテル「MacBook Pro」発表!」で書いたように、Intel MacでBIOSからの起動を前提としたOSが起動するかどうかは注目していた。
にわとりの独り言 XP on Mac (XoM)
XoMでは、WindowsXPの一部のドライバをEFI対応に書き換え、WindowsXPに対応したEFIをIntelMACにインストールするというアプローチのようです。
BIOSのエミュレート機能をEFIに持たせるとかを予想していましたが、WindowsXPをEFI対応にするなんてことができるんですね。
Intel MacでWindows XPを起動-Katsuhilog
ダウンロードページで公開されているアーカイブには、
「Xp On Mac(XOM)」と題されたhowto.txtというファイルと、
boot.img、sp2.nrb、xom.efiというバイナリファイル、
そしてパッチ用のファイルが含まれている。
XOMにはIntel iMacを例にしたインストール方法が書かれており、
必要なハードウェア、ソフトウェアが記載されている。
インテルMacでXP:手順公開 - Engadget Japanese
インストーラ作成までの必要時間は2, 30分。まずzip内のsp.nrbをベースにXPのCDからファイルをコピーしてインテルMac用XPインストールCDを作成、Mac側ではFATとHFS+のパーティションを作成してHFS+側にOS Xをインストール。xom.efiをハードディスクにコピーして立ち上げると林檎と窓の選択画面になるので先ほど用意したインストールCDを挿入して窓を選択、XPをインストールという流れになります。