仮想環境がコスト負担なしでできるようになったとお伝えした。
今度はなんと「VMware Server」が無償公開になった。
まだベータ版だが正式版も無償公開される予定である。
「VMware Server」は「VMware GSX Server」の後継にあたる製品。
「VMware Server」は「VMware Player」と違って、仮想マシンを作成することもできる。
ホストOS は Linux と Windows 2000 Server/Server 2003(64ビット版を含む)だが、
動作保証外ながら Windows XP上でも動作するようだ。
ゲストOS は Linux、Netware、Solaris x86、Windows(64ビット版を含む)が利用可能。
VMware 自身は新規ユーザーを開拓するためのマーケティングと位置づけているようだが、
実際にはどうだろうか。
Microsoft Virtual Server の大幅廉売や、Xen などの仮想環境の広がりによって、
VMware のビジネスモデルに大きな変化がもたらされたのではないだろうか。
なお、有償の上位版として「VMware ESX Server」がある。
これはホストOSが不要という大きな違いがある。
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