無償で使える「VMware Player」(裏技あり!)

VMware といえば、Windows/Linux上で動作する、PC/AT互換機エミュレータ。

Linux 上で Windows を動かしたり、その逆に Windows 上で Linux を動かすこともできる。
もちろんホストOS(VMware自体を動作させているOS)とゲストOS(仮想コンピュータにインストールされているOS)を同じOSにすることも可能だ。

Linux をホストOSにし、業務上必要な Windows アプリケーションを使いたいときだけゲストOSを立ち上げて使うこともできるし、バージョンの違う沢山のOSを用意し動作確認を取りたいときに、テスト環境の数だけPCを用意しなくて済むので、重宝している人も多いことだろう。

先日、このVMware の仮想マシンを実行可能にする VMware Player が無償提供された。

仮想マシン作成機能を持つ VMware Workstation の価格は約200ドル弱、25,000円前後だが、仮想マシンを実行するだけの環境のために、このライセンスを購入する必要はなくなった。

とはいえ、肝心の仮想マシンを作成するために VMware Workstation 製品版が必要となると、素直に喜べないところである。


しかし驚く無かれ、無償で VMware 仮想マシンのディスクイメージを作成する裏技がある。

本当に無償で使える「VMware Player」 — Weboo! Returns.

CPUエミュレータ QEMU のVMware用ディスクイメージを作成する機能を使うのである。

このサイトでは、実際に Fedora Core4 を稼動させることに成功している。

しげふみメモ:VMware PlayerでLinuxのVirtual Machineを作成
CentOS 4 をインストール。

ni4n0Syouの自己満足日記
debian sarge をインストール。

IT技術者のつぶやき: VMware Player で Solaris 10 を動かす手順
Solaris 10 をインストール。


これは素晴らしい!お試しあれ。

posted by さわひで at 16:15 | Comment(1) | TrackBack(1) | ソフトウェア
この記事へのコメント
数年前、VMware Workstation 4.0でWindows上でLinuxを動かしてみた。その頃は遅くて使う気になれなかった。最近CPUが高速化はしたので再挑戦してみた。 VMware workstation 4.0でDebian,Vine はイメージファイルが作成できて、それをPlayerで動作させてみた。充分実用に耐えられる。
で、同じように Frdora Core 3,4,5 とイメージファイルを作成しようしたが作成できないでいる。
FedoraCore4のイメージファイルは雑誌の付録で入手できたのだが、GUIではないのが残念。
これから、ここでのご教授の方法で挑戦してみたい。
Posted by 神山利文 at 2006年08月25日 14:04
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今度は「VMware Server」が無償に!
Excerpt: 無償で使える「VMware Player」(裏技あり!) では、VM Player と QEM を組み合わせることで、仮想環境がコスト負担なしでできるようになったとお伝えした。 今度はなんと「VMw..
Weblog: IT革命~
Tracked: 2006-02-12 02:26