Plesk でドメインの有効期限を更新する方法

レンタルサーバで Plesk の管理画面を採用しているところが増えている。VPSでは使えるねっとServer Queeen、共有サーバではロケットネットがある。

しかし、このPleskのドメイン管理が曲者で、ドメインの有効期限があるのだ。ドメインの有効期限といえば、レジストラに登録されているドメインの有効期限があるが、それとは別にシステム管理上の期限があるといえばわかるだろうか。

本来のドメインの有効期限が切れてしまうのは大問題だが、Plesk 管理上のドメイン有効期限が切れるとウェブサイトが表示されなくなるだけだ。とはいえ、趣味のサイトならともかく、なんらかの収益を得ているサイトであれば、機会損失に繋がる。

ここで取り上げるのは、恥ずかしながら何度もドメイン管理の有効期限に引っかかってしまい、サイトが表示されなくなるという憂き目にあっているからである。

以下の内容の警告メールは送られてくるのだが、ドメインの更新は行っているから大丈夫とタカをくくっていると、突然ウェブサイトがデフォルトページになってしまうのだ。

Subject:<ドメイン名> Domain event notification: The period of validity is about to expire.

本文:The validity period of domain ドメイン名', owned by user account 'admin' (Contact name 'サーバ管理') is about to expire.
The domain and all of its services will be deactivated by 5月 19, 2011 unless the validity period is prolonged.



しかも、ドメインの有効期限を無期限に設定する場所が非常にわかりにくい場所にあるため、急ぎで復旧しなければならないときに非常に焦る。備忘録も兼ねてここに残しておくことにしよう。たぶん、今このブログにアクセスしているあなたも慌てふためいているであろうと想像する。



Default Parallels Plesk Panel Page.png

上のデフォルトページが表示されているなら、以下の設定を今すぐ確認してほしい。


では早速、復旧していこう。まずPleskの管理画面にログインしてほしい。

1.メインメニューの「ドメイン」をクリックする

2.右ペインで期限切れになってしまったドメイン名をクリックする

3.Statistics の Resource Usage をクリックする。
これが見つからなくて苦労する!

resource.png

4.Validity period → Expiration Date のNever expires をチェックして、OKボタンをクリックする。
expires.png
以上である。


それでは、よきサーバーライフを。

posted by さわひで at 14:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | レンタルサーバ

sshdのログインが遅いとき SSH のログインが遅いときは

アットワイエムシーのVPSサーバ Server Queenを借りたが、SSHの接続が遅い。

まあ、ここはお約束の設定で対処しよう。

/etc/ssh/sshd_config の UseDNS はデフォルトが yes になっている。

これはIP アドレスからリモートホスト名を逆引き検索して得た名前を正引きして、同じ IP アドレスになるかどうか確認する処理なので、接続が遅い場合はこれが原因になっていることが多い。

これを no に設定した。

UseDNS no


設定を変えた後は SSHデーモンを再起動しよう。

# service sshd restart




posted by さわひで at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | レンタルサーバ