Partition Magic はもういらない?

あなたはハードディスクのパーティションを変更したいと思いませんか?

パソコンを買ってきたら既にOSはインストール済み。パーティションは出荷時の状態から変えられないことが多い。

例えば、私が最近購入したノートPCは、内蔵のハードディスクが160GBあるが、リカバリー用のデータ領域が5GBほど取られているのを除くと、残り全てがCドライブとなっている。

OSが使う領域とデータ用の領域あるいはアプリケーション用の領域を分けておくと、フラグメンテーションを解消するためにデフラグしたときの効果も大きいだろう。

FATファイルシステムに比べると、NTFSの方がフラグメンテーションを気にしなくてよいが、パーティションが切られている方がデータを管理する上で便利だ。

しかし、すでにプライマリパーティションにOSがインストールされている場合、OS標準のディスク管理ツールでは、パーティションを分割することはできない。

そのような状況であっても、ディスクの容量割り当てを変更を簡単に行なうことができるツールに「Partition Magic」がある。


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posted by さわひで at 15:07 | Comment(4) | TrackBack(2) | Windows

Windows Vista から Samba 2.2 系列以前へ接続するには

Windows Vista を使い始めて早1ヶ月。

ハードディスクのバックアップを取ろうと、社内ネットワーク内の玄箱サーバに接続しようとするが、ユーザ認証画面が表示される。

以前から使っている XP マシンからは接続できているので、ユーザID、パスワードが違うということもなかろう。

何か Vista 特有のセキュリティ制限があるのではないかとにらんで、ググってみた。

すると、たかはしもとのぶさんが書いた記事がずばりヒット。

Windows Vista から Samba 2.2 系列以前へ接続できない - Samba-JP

バックアップ用に使っている玄箱は、OSをDebianに換装しており、Sambaのバージョンは 2.2.3a-15 だった。

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posted by さわひで at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | Windows Vista

米Sun Microsystems、MySQLを10億ドルで買収

MySQL が新しいストレージエンジンを開発したというニュースが上がっていた。

MySQL、新ストレージエンジンMaria投入 - InnoDBは?

CTO at MySQL, Founder and original developer of MySQL, Michael Widenius氏は27日(米国時間)、自身のブログにおいてMySQLの新しいデータベースエンジンMariaを公表した。MariaはGuilhem氏、Sanja氏、Sergei氏、Widenius氏によって2年間にわたって取り組まれた新しいストレージエンジン。ただしフルタイムで開発が実施されたのは直前の4ヵ月間だとされている。


Oracle が InnoDB の開発元である Innobase を買収したのは2005年10月のことだ。Maria の開発が、2年間にわたって取り組まれたということは、InnoDB をあきらめると同時に、新しいストレージエンジンの開発に取り掛かったのだろう。

根幹となるストレージエンジンを奪われても、新しいエンジンを開発したプロジェクトチームの不屈の精神はすばらしい。


その後2006年2月に、Oracle は MySQL の買収に失敗するが、相当なプレッシャーがあったに違いない。


それから、Oracle の矛先は他に向いていたようである。


先日、以下のニュースがほぼ同日に発表された。

速報 - Oracle、85億ドルでBEA Systemsを買収へ

米Sun Microsystems、MySQLを10億ドルで買収へ

Oracle は BEA Systemsを買収し、Oracle があきらめた MySQL は Sun の手に渡ることになった。

今後もすばらしいソフトウェアを開発し続けてくれることを祈っている。



■ Maria 続報

MySQL Maria、検索速度を極限まで向上させる機能だけ秘匿

posted by さわひで at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | データベース

パケットキャプチャ「Wireshark」

Windows Vista でパケットキャプチャをしようと思い、久しぶりに「Ethereal」をインストールしたら Vista では動かなかった。

それでよくよく調べてみると、Ethereal の作者である Gerald Combs氏が、2006年の5月に CACE Technologies (WinPcap の開発元)に移った際に Etherealという商標を持っていけなかったため、Ethereal をフォークさせ「Wireshark」というプロジェクトを始めていた。

Wireshark はここからダウンロードできる。最新版は 0.99.7である(2008年2月3日現在)。

Windows 用のパケットドライバである Winpcap も同時にインストールされるので、Wireshark 本体をインストールすればすぐ使える。

以前、Ethereal を使ったときは、キャプチャを停止した後しかパケットを見ることはできなかったが、Wireshark ではリアルタイムでモニタリングできた。


Wireshark: Go deep.

Ethereal: A Network Protocol Analyzer

「Ethereal」は「Wireshark」に飲み込まれるのか?:ITpro


posted by さわひで at 11:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネットワーク