アクロニス・ジャパン株式会社、企業向け統合MCMソリューション「Acronis Access」を発売

アクロニス・ジャパン株式会社は、コンテンツへのセキュアなアクセス・動機・共有を実現する Mobile Content Management (MCM) ソリューション Acronis Access の発売を開始した。アクロニスはBCP(事業継続計画)とDR(災害復旧)に特化した数少ないベンダーである。

Acronis Access は、普段利用している社内のファイルサーバーへのモバイルデバイスからの安全なアクセスを提供する。PCやMacとモバイルデバイス間の同期や、社内・社外とのセキュアなファイル共有が可能だ。企業が安心して管理できるオンプレミス、プライベートクラウドで利用できる。

スマートフォンのカメラで撮影した写真を直接、社内のサーバにアップすることもできる。例えば、フランチャイズ型の飲食店が店舗の写真を撮影して、それをすぐに本部に送り確認するといったシチュエーションに適している。

ライセンスは1ID単位での買い切り方式で 8,500円/1ID より。総ユーザ数 250ユーザまで 25,000円/1ID。

20140305_050406000.jpg「パーソナルライフを事務所に持ち込みたいユーザと持ち込ませたくない管理部門の狭間において、ユーザの期待と企業IT部門の必須要件のギャップがある。これまではデバイス管理で規制や監視を行ってきたが、そろそろモバイルの世界のセキュリティという観点のインフラができあがったのではないか。そういったデバイス使いながら、いかに生産的にビジネスを守っていくかを考えた。定型・非定型コンテンツの閲覧、抽出、加工、同期、配布、意味づけができる環境を整えることによって生産性を高めていくことが必要。」(アクロニス 代表取締役 村上氏)

MCM は企業のコンテンツを適切に管理し、モバイル活用によって意図した生産性を実現する。生産性の向上だけでなくセキュリティも高めていくのがMCM を行う意義ではないだろうか。

20140305_051309000.jpg「データは企業にとってお金のようなもの。データをSaaSやクラウドサービスに預けるということは、銀行にお金を預けるのに等しい。その大事なデータを預けるからにはそれなりの信頼が必要であり、企業にとって覚悟が必要。さらに個人がクラウドにデータを保存するということは、個人の口座に会社のお金を預けるようなもの。」(アクロニス リージョナル プロダクト マネージャー 古舘氏)とMCMの重要性を強調した。
 
 
 
 
 



【プレスリリース】


アクロニス、企業向け統合MCMソリューションを発売
〜企業向け統合Mobile Content Management (MCM)、Acronis Access発売〜

物理環境、仮想環境、クラウド環境に対応し使いやすさを追求したバックアップと復元のソリューションを提供するリーディングカンパニーであるアクロニス社(本社:米国マサチューセッツ州/日本:東京都港区、代表取締役村上督、以下: アクロニス)は、企業のコンテンツを保護し、モバイル活用における生産性向上を実現する、企業向け統合Mobile Content Management (MCM)ソリューション「Acronis Access」を本日発表いたします。

企業のモバイル利用においては、コンシューマライゼーション、BYOD、BYOCなどの観点から、様々なソリューションが検討・利用されており、昨今ではとりわけ、セキュリティと生産性のバランスのとれたソリューションが求められています。アクロニスのMCMソリューション「Acronis Access」は、企業のコンテンツを情報漏えいなどのリスクから保護するだけでなく、コンシューマ向けアプリやクラウドサービスと同等以上の操作性とパフォーマンスで企業の生産性向上を支援いたします。

【機能説明】
・いつも利用している社内ファイルサーバー/NAS/SharePointレジスタードマークへのアクセス
・社外や社内とのファイル同期・共有
・高い操作性とパフォーマンス
・Active Directoryレジスタードマーク統合
・オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウド(IaaS)への対応
・細かい操作制御、情報漏えい防止、監査ログ

■販売開始日: 2014年3月5日(水)

■参考価格
注)価格には消費税が含まれておりません。
●Acronis Access
価格: 8,500円/1ID〜(買い切り価格)

■販売体制
本製品の販売はディストリビューターであるソフトバンクBB株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、及び各リセラー企業を通して行います。販売価格に関しましては、当社ディストリビューまたはリセラーまでお問い合わせください。
アクロニスでは、今後さらに販売体制を強化し、お客様に最適なサポート体制を構築する予定です。

サーバ要件
• Windows Serverレジスタードマーク 2003、2008、2012 ー 全バージョン
• Intelレジスタードマーク/AMDサーバ
• 仮想化環境
• クラウド(プライベート/パブリック)

クライアント要件
• Windows Vistaレジスタードマーク、Windowsレジスタードマーク XP、7、8
• Mac OSレジスタードマーク X 10.6以降
• iPadレジスタードマーク、iPad 2、iPad 3、iPad 4、iPad miniTM、iPad AirTM
• iPhoneレジスタードマーク 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5S、iPhone 5C
• AndroidTMフォンおよびタブレット(Android2.2以降)
※Androidの場合、一部機能に制限があります
• Webブラウザ : FireFoxレジスタードマーク、Internet Explorerレジスタードマーク、Google ChromeTM、Safariレジスタードマーク

アクロニス社について
アクロニス社(本社:米国マサチューセッツ州/日本:東京都港区、代表取締役 村上 督、以下:アクロニス)は、物理環境、仮想環境、クラウド環境に対応した次世代のデータプロテクション、ディザスタリカバリのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。特許を取得したアクロニスのディスクイメージング技術によって、大企業、中小企業、個人のデジタル資産を保護できます。アクロニスの障害復旧ソフトウェアと、展開と移行のソフトウェアは、デジタル情報資産を保護し、ビジネスの継続性を維持し、ダウンタイムを短縮でします。アクロニスのソフトウェア製品は、10年の販売実績を持ち、90ヵ国以上で販売され、14の言語に対応しています。詳しくは、アクロニスのWebサイト(http://www.acronis.co.jp/)を参照してください。また、最新情報など、ソーシャルメディアでも提供しております。

posted by さわひで at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア

生粋の ThinkPad 使いが Let's Note を購入したワケ

僕は生粋の ThinkPad 使いでした。ThinkPad X20を中古で購入したのを皮切りに、X40、X61s、X200s、X201sと歴代ThinkPadを買い替えてきました。よくいる ThinkPad X シリーズのファンの一人です。途中からXシリーズのsモデルを選んでいるのは、ThinkPad の中でも軽量化を最も意識しているモデルだから。ただ軽いけど、バッテリーの持ちが悪い。そのため、バッテリー駆動時間優先で9セルバッテリーを積んだ状態で持ち歩いていました。モバイルPCとしては小型軽量の部類ではありますが、総重量 1.6kgはずっしりと腰に来る重さです。

長いこと ThinkPad から離れられなかった理由はいくつかありますが、ひとつはキーボードの打鍵感が素晴らいこと。ライターの方に愛用者が多いのはそのためです。もう一つは、赤いキャップがトレードマークのトラックポイントがけっこう秀逸な入力デバイスで、それに慣れてしまったということもあります。ThinkPad の戦略にすっかりハマっています。

しかしながら、ThinkPad Xシリーズが X220 にモデルチェンジしたときに転機が訪れました。キーボードがアイソレーションタイプに、そして伝統の7列タイプから6列に変わったのです。ThinkPad の7列キーボードに惚れ込んでいた人間にとっては、衝撃的ともいえる大きな変更だったと思います。

Lenovo としては既ユーザも大事ですが、新規にユーザも取り込まなければなりません。UltraBook 規格への準拠や、部品の共通化によるコストダウンも考えての決断だったと思います。既存の ThinkPad ユーザだけがお客さんではないですから。

2010年11月に購入したThinkPad X201sは2年10か月もの間、酷使され満身創痍の状態でした。ちょっとしたこだわりを捨て、次のマシンを見つけなければなりません。そんな思いで、ThinkPad X230、VAIO Z、ThinkPad Helix と購入しましたが、どれもメインで使うPCとして、しっくりくるものではありませんでした。

そんな折、Let's Note のニューモデルを見て、無性に試してみたくなりました。Let's Note も根強いファンが多いノートPCです。今まではキーボードのフィーリングが感性に合わないということで、選択肢から外れていましたが、ThinkPad と比べても、軽さとバッテリー駆動時間に優位性があります。

ThinkPad X240s の購入を躊躇したのは、X230とHelixを使ってみてキーボードへの期待感が薄れたのと、Haswell対応後のバッテリー駆動時間が思いのほか短かったからです。(ThinkPad X240sとThinkPad X230の比較 - the比較)

一方で Let's Note SX の打鍵感は事前にヨドバシカメラの店頭で試してみて、なんとか行けそうだとの感触は得ていました。最終的には食わず嫌いを避ける意味でも Let's Note CF-SX3 を試すことにしました。予約注文をしておいたので、9月13日の発売当日に届きました。TninkPad 使いから見たLet's Noteのメリット・デメリットを以下に挙げてみます。

【ThinkPad X201s が優れている点】 (Let's Noteの弱点)

・ホームポジションから手を離さずにマウスカーソルを移動できるトラックポイントの存在
(Let's Note はマウス必須でしょう)
・ALTキー、Tabキー、Fnキー、CTRLキー、ファンクションキーが大きく打ちやすい
(Let's Note は英数字以外のキーが総じて小さい)

【Let's Note CF-SX3 が優れている点】 (ThinkPadの弱点)

・【軽量】バッテリーL 装着時は約1.37kg、バッテリーS 装着時は約1.16kgと軽い
・【長時間起動】バッテリーL 装着時は約30時間、バッテリーS 装着時は約15時間(※)
・購入時にバッテリーSとLが同梱されている

※バッテリーをフル充電した後でしばらくすると、インジケーターに予測時間が表示されますが、
Sで5時間30分、Lで11時間といったところ。実駆動は公称の半分位と見ておいた方がいいかもしれません。
battery-S.jpgbattery-L.jpg
外で利用する時間によって、バッテリーSとLを使い分けたいですね。Lなら終日の利用でも安心です。それでいて1.3kg台の重量ですから、腰への負担が少ないです。

Let's Note で問題ない

ThinkPad の入力デバイスが大好きだけど Let's Note の購入を検討している方へ!

Let's Note を1週間使っていますが、文字入力に関しては問題ありません。軽いタッチでブラインドタッチできています。Alt+Tab やファンクションキーを打つ際にキー位置を目で確認することはありますが、テキスト入力がストレスになることはありません。

ThinkPad X20と出会ってから10年来 ThinkPad を使い、VAIO Z のキーボードも ThinkPad Helix のキーボードも納得できなかった僕としては、仕事場用と外出時用にそれぞれ使いやすいマウスを用意すればいいだけです。トラックポイントと決別することさえできれば、Let's Note という選択は悪くないです。


スマホに疲れたら、Kindle ひとつ持ってでかけよう。

世界で最も先進的な電子書籍リーダー Kindle 。

iPhone、iPad など液晶画面を持つパソコンのような電子デバイスと一線を画す、
読書のためのデバイスだ。そんな割り切りがいい。

例えばスマホ。
電車に乗ればスマホスマホスマホ。
歩きながらスマホスマホスマホ。
食事しながらスマホスマホスマホ。
トイレでスマホスマホスマホ。
ベッドでスマホスマホスマホ。

本を読むデバイスに、
アプリはいらないいらないいらない。
SNSはいらないいらないいらない。
ブラウザはいらないいらないいらない。

ソーシャルメディアで友人と交流するのもいいが、
知的欲求も満たしたい。

スマホに疲れたら、ソーシャルメディアに疲れたら、
Kindle ひとつ持ってでかけよう。

そう思って Kindle Paperwhite 3G を予約注文した。

Kindle Paperwhite 3G - 知的欲求を満たすツール

posted by さわひで at 08:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

全録レコーダー「SPIDER」は「ガラポンTV」より優れているのか?

がっちりマンデーで工場なしメーカーとして、PTPのSPIDERが取り上げられていた。タイムシフト視聴ができる全録レコーダーという意味ではガラポンTVとコンセプトは同じだ。

テレビを観賞用ではなく、情報収集用途で利用するなら高画質はいらない。ワンセグ録画のガラポンTVで十分だ。ガラポンTVなら1ヶ月以上録れる。

SPIDERの優位性は「番組表に書かれた情報を参照しているのではなく、番組中に出演者が話したセリフなどがすべて文字おこしされた状態で検索対象」というところだが、garaponでも字幕スーパーの検索ができるのでそこそこ使える。

SPIDERの競合はどちらかというと、4万円を切ったバッファローのゼン録や6万円台の東芝レグザサーバーになると思うが、検索機能だけの差別化でどのような値付けをするんだろう(2012年10月20日現在未発表)。「ゼン録」より安ければ、テレビの未来を変えるかもしれない(笑)。

録ったはいいが見る暇がないというジレンマがある。録画用のハードディスクがいつも満タンで、新しい番組を録るために古い番組を見ないで削除している人(例えばうちのカミさんw)にとっては、時間とともに強制断捨離してくれる全録レコーダーは、"録画予約"という雑務から開放してくれる救世主だろう。

ガラポンTV - もう録画予約はいらない。


posted by さわひで at 16:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ハードウェア

普段使いの ThinkPad X201s をSSD に換装する一番簡単な方法

1年半使った ThinkPad X201s をそろそろ買い換えたいと思っていますが、X201 の後継機種である X220 の sモデルが発売されません。。。

業を煮やして VAIO Z を購入しましたが、起動やアプリの動作は早いのですが、ThinkPad を10年愛用している筆者にとっては、キーボードのタッチや配置、スライドパッド、ファンクションキーの操作性になじめず常用に耐えません。いまだメインマシンの置き換えに至っていません。パフォーマンスが落ちたX201sをだましだまし使っている状況です。

同じようにX201sを使っている友人にSSD化を勧められました。彼曰く「絶対やった方がいい。簡単だから。」。彼も ThinkPad を愛用していて、X201s を使い続けています。全く同じマシンであると同時に、同じ手順でできるならやってみようと思いました。仕事の道具としてパソコンを使っていますが、パソコンをいじるのは趣味ではありません。正直、SSD換装でハマって時間を取られたくないです。その点、友人と同じ手順でやれば失敗の確率は減るのではと考えました。

SSDはSATA-HDDケースに入れ、USBでPCに接続します。バックアップ用に買った 3.5インチHDDを入れるタイプのものが手元にあったので、それを使いました。

換装手順は、1.HDD→SSDクローニング、2.HDD取り外し、3.SSD取り付け、たったこれだけ。

まずはじめにクローニングの前準備です。Intel Download Centerから、Intel Data Migration Software 日本語版をインストールします。
File name:tih_s_japanese_build_14135.exe Version:1.1
Download
Date:12/22/2010 Status:Latest
Size:94.68 MB Language:Japanese
Operating Systems:Windows 7 *, Windows Vista 32*, Windows XP *

これはAcronisのOEMでしょうか。無料でダウンロードして使えます。インストール時はSSDドライブを接続しておく必要があります。(Intel チェックがあるかはわかりません)

インストールが終わったらAcronis 機能搭載 Intelレジスタードマーク Data Migration Softwareを起動します。

右上の開始ボタンを押します。






クローニング含む所要時間は2時間15分でした。OS起動してからも、すべてがサクサク動きます。友人が超激勧めするわけがわかりました!

リカバリーディスクも作らなくていいので、手間いらずでした。Intel を選んで間違いなかったです。

posted by さわひで at 17:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | ハードウェア